こんにちは!

前回からお写真も一緒に引き継いできました。

さて、よく見ると屋根の構造が奥側と手前側で異なることがわかります。

これがどうゆうことかちょっと詳しく解説してみます(*’ω’*)

まずは屋根の設計図から見てみましょう!

はい!上から見た図面はこのような感じになっています。

左上側だけコーナーがあるのが分かりますね!

これは既存のデッキフェンスのコーナーに合わせてコンサバトリーの形状も

変えているということになります( *´艸`)

図の矢印の部分は外から通れる通路を表しています。

もしこのモデルを四角のフロア構造に製作したとしたら、移動用の導線を確保できないばかりか

デッキフェンスに当たってしまい、そもそも本体を建てることもできなくなってしまいます。

さて、少し工事を巻き戻して現地のお写真を見てみます!

この写真では少し解り辛くてすみませんが、デッキフェンスの向こうは高台になっています。

そのため、コンサバトリーの外周を少しでも通れる通路を確保することは

意外に重要なポイントだったのです٩( ‘ω’ )و

このようにオーダー設計で細かく寸法とデザインを調整することで、

設置箇所の問題部分を上手く回避して施工することができます♪

もう一度同じ図面です!

左上コーナー部分以外の3っつのコーナーは寄棟式のエドワーディアンモデルをベースに造られています。

そしてこの左上コーナー部分の屋根は多角形のヴィクトリアンモデルベースに造られています!

更に住宅2階にあるバルコニーに干渉しないように屋根の頂点を中心に持って来る

ツインフィニアルモデルにすることで様々な状況に対応したコンサバトリーになりました☆

そんなわけでこのモデルは3つのモデル構造を合わせたカスタムモデルになるのです(*´Д`)

オーダー設計の特徴をいかんなく発揮したこのコンサバトリーは

引き続き工事の様子をブログ内にてアップしてまいります!

ざっくりで少しややこしい話になってしまいましたが、簡単におまとめしますと

【かゆいところに手が届く設計・製作ができた!】ということになります♪

ではでは今日はこの辺で!また次回お会いしましょう!