コンサバトリー完成までの道のり!今日は続けて第2回目となります!

前回をご覧いただていない方はぜひこちらからどうぞ♪

さて、現地調査でこちらの御宅はツインフィニアルモデルが適していると

ご案内いたしましたが、では仮にヴィクトリアンモデルではなぜ納まりが難しいのか?

今回はそんな設計のポイントを紹介したいと思います!

引き続きコンサバトリー施工前の様子です。

ご覧いただきやすいお写真がすでに基礎工事が進んでいるものしかなかったので

こちらを使ってご説明いたします( *´艸`)

ヴィクトリアンモデルは多角形構造が特徴の1番人気のモデルです!

では、このデザインをベースに先ほどの住宅に納めようとすると

どのような事が起こるかシミュレーションしてみます☆

線がざっくりですみませんが、このような芯材で建てられるようになります。

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、

この状況の何が問題かを追っかけてみます!

このような状況でのヴィクトリアンモデルの施工が難しい理由の1つが

①のコンサバトリーの屋根フレームと住宅の下屋部分の出っ張りが単純に接触して

取り付けられない点があります。

そして②の仮に屋根フレームが納まったとしても住宅の高さがコンサバトリーの屋根

頂点の高さより低いため、空間がすっぽり生まれてしまうことが問題になります。

これでは強度を保つ事も出来ないので、

ヴィクトリアンモデルはこのような状況での設置は不向きと判断します。

その代わり、その問題を一手に解決してしまうツインフィニアルモデルという

デザインがあるので、そちらをご提案させていただきました(*´Д`)

 

・絶対に無理!はありません。

コンサバトリーのご設計の際によくお声をいただくのは

「自宅の構造上、設置は無理かもしれません。」もしくは

「普通のサンルームの設置も断られてしまったからコンサバトリーも無理かも。」

といったお話しです。

ですが、取り付けられないなら取り付けられるように考える。

これがコンサバトリー施工の1つのスローガンでもありますので

どうか最初からあきらめたりはしないでください(*’ω’*)

先にご案内しましたヴィクトリアンモデルもご住宅の状況により、

設置は難しくはありますが、不可能ということではありません。

もし、なんとしてでもヴィクトリアンモデルを設置するなら下屋部分を改修したり、

空間部分補う壁面を新規で造作するなど方法はあります。

ただし、色々手を加えるとそれだけ費用もかかってしまいますし、

なによりメインの住宅に大きく手を加えるのはあまり得策とは言えません。

そのため、色々なモデルのパターンと照らし合わせながら

最適な形を設計しまして、住宅への加工も最小限に、そしてご要望にお応えできるような

ご提案させていただいております!

設置したいけど、ご住宅の関係でどうなるか不安に思っている方がいましたら

まずは一度お気軽にご相談くださいませ♪